MW10 HiKARI で見ることのできる夜の明るい風景を動画でご紹介します。
筆者のように生まれつきの夜盲症の方にとって夜の風景というのは「ほぼ真っ暗」、「街灯やお店の照明が当たっている部分は少し見えるけど、その他は暗くてよく見えない」、このように話す方が多いと思います。もちろん、人によって網膜色素変性症の進行度合いが異なるなど、一概に「夜の見え方はこうだ」と示すことはできません。場所にもよりますし。
それでも、MW10 HiKARI を使用して夜の外を見ると、光が視界全体にまんべんなく当たり、道路の路面状況、建物や障害物の構造が視認できるようになります。このように普段私たちが見えないと思っている部分までも見せてくれるのが MW10 HiKARI の実力だと言えます。しかも、MW10 HiKARI の映像は 720p@30fps のハイビジョン画質の為、次の動画では分かりづらいかもしれませんが肉眼では鮮明且つ滑らかなので、筆者は実用的な映像画質だと考えています。
動画のシーンは日常生活の中でよく目にする風景を集めてみました。夜盲症の皆さんが普段目にしている夜の風景とは違い、全体的に多少なりとも明るく見えるはずです。動画の後半は室内においてテレビを MW10 HiKARI 越しに見た時の様子です。映像はフルカラー表示の為、テレビの映像は明るくしかも鮮やかに映ります。裸眼だとテレビが見づらいという方でも MW10 HiKARI によって見え方が改善されることもあります。