MW10 HiKARIのユーザーさんや MW10 HiKARIに興味を持っている方々、ビッグニュースです。5 月 21 日に広角カメラレンズに対応した MW10 HiKARI の新モデルが発売されました。。

MW10 HiKARI にはメガネユニットの外側に風景を捉えるカメラが付いています。カメラが映す範囲が明るく見えるわけなのですが、この度発売された新モデルではその範囲が大幅に広がっているのです。
具体的にどこが変わったのかを説明しますと、2018 年 4 月に発売された MW10 HiKARI には 27 度の視野角で風景を捉える「標準レンズ」が付いています。一方、新モデルには上記の標準レンズに加えて、142 度の視野角で風景を捉える「広角レンズ」も付いています。つかり、レンズを交換できる仕様に変わったということです。

広角レンズを使用すると、例えば、正面を見ているだけで建物内の通路で天井や壁、床が一度に明るく見えます。また、大型テレビや映画館の横に広いスクリーンなら頭を左右に振ることなく映像全体を一度に見ることができます。このように、広角レンズの恩恵はとても大きいのです。
新モデルで変わったのはこれだけではありません。MW10 HiKARI のソフトがバージョンアップしており、新たに、測光モードを「アベレージ(今まではこのモードに固定されていました)」と「スポット(追加されたモード)」から選択できるようになりました。
従来の MW10 HiKARI ですと、テレビや映画館のスクリーン、街頭のすぐ周辺を見ると明るくなり過ぎて眩しくとても見づらかったのですが、新しい「スポット」のおかげでこうした現象が起きづらくなりました。

実は他にも改良された部分があります。新モデルのソフトでは画質の調整も行われており、従来よりも暗い場所で色がしっかりと出るようになり、より自然な色合いで物や風景を見ることができます。
2019 年 5 月以降に MW10 HiKARI を購入した方には今回の新モデルが納入されます。もちろん初期モデルのユーザーさんも心配不要です。2018 年 4 月以前に MW10 HiKARI を購入した方にも同じ新モデルがタダで提供されます。しかし実際には従来の MW10 HiKARI をメーカーに預けてカメラパーツを交換したりソフトをアップデートしてもらう形となっており、コントローラーやメガネユニットの大部分は新しくなりません。それでも、映像の見え方や機能面は新モデルと同じです。
新モデルへのアップグレード対応は 2019 年 6 月 1 日 ~ 9 月 30 日までの期間限定で実施されます。MW10 HiKARI ユーザーさんは、この期間中に購入店にアップグレードを申請すれば OK です。
参考リンク:HOYA
https://hmwpj.com/news/190514.html