MW10 HiKARI の広角カメラレンズバージョンが登場したと同時に、MW10 のコントローラーでは「A モード」と「S モード」を切り替えられるようになりました。この新機能を知っておくと MW10 がさらに「使える暗所視支援メガネ」となりますので、MW10 ユーザーさんはぜひチェックしてみてください。

Aモード、Sモードというのは MW10 のディスプレイに表示されるカメラ映像の明るさを決定づける設定のことです。具体的にはカメラの測光モードのことで、「A」は Average の略、つまり評価測光のことです。一方、「S」は Sport の略、つまりスポット測光になります。切り替えは単純。コントローラー上の「A」ボタンを押すと順繰りに切り替わります。
MW10 の発売当時には A モードしか選べなかったのですが、夜道の街頭や映画館のスクリーンが MW10 越しだと明る過ぎて逆に見えづらくなるという一部ユーザーからの不満を解消するべく広角カメラレンズバージョンの登場と共に新機能として追加されました。
なので、比較的街頭や照明の多い夜道とかテレビや映画館スクリーンなどの光を強く発する映像機器を見る時にはコントローラーのボタンを押して S モードに切り替えると A モードよりも見やすくなります。
では A モードはどういう時に使うの?という疑問が湧いてくると思いますが、A モードは真っ暗な夜道、暗い倉庫の中、夜空等、明暗の差がそれほど大きくない時に S モードの時よりも映像の明るさが上がって見やすくなります。
以上のように、A モード、S モードは MW10 を使う場面に応じて使い分けることになりますので、MW10 ユーザーさんは様々な場所で切り替えてみてどちらが自分に会っているのかを確認してみてください。