本ページでは MW10 HiKARI(以後 MW10 と呼称)の基本的な使い方をご説明します。
MW10 は普段の生活の中で使用する製品ですので、使い方はとても単純です。
MW10 はメガネユニット、コントローラーユニット、映像伝送ケーブルが一体となった製品で、一般の矯正メガネのように、メガネユニットを頭部に装着し、コントローラーを手に持つか、付属の収納ポーチに入れて持ち歩きます。
■ MW10 の見え方
明るいカメラの映像は黄色いレンズの中央付近にある小さなディスプレイに映ります。そのため視界は若干狭まりますが、ディスプレイはこんなに小さいのに画質は HD なので、これを間近で見ると映像はとても鮮明です。
MW10 の映像はフルカラーで表示されるので、暗い場所を見ても物や風景は色鮮やかに映ります。
■ 電源の入れ方・切り方
電源ボタンはコントローラー上にあります。コントローラー左上の赤いボタンを長押しすると電源が完全に切れた状態から起動し、カメラの映像が映っている状態で長押しすると完全に停止します。長期間使用しない場合は電源を完全に切った方が良いですね。
また、起動中に電源ボタンを短く押すとカメラ映像が消えスタンバイ状態になり、スタンバイ状態で短く押すと即座に復帰しカメラ映像が映ります。
注意:MW10 のカメラ映像は映りっぱなしなので、起動状態でそのまま放置しておくとバッテリー切れとなり、例えば翌朝起床したときにカメラ映像が映らなくて驚くことがあります。この現象は単純にバッテリーが切れたせいです。バッテリーを充電してください。また、バッテリー切れのために強制停止した直後の起動には数分かかる場合があるので気長に待ちましょう。
■ 明るさ・倍率・色調の変更
MW10 には見やすさを調節する目的でディスプレイの明るさ、映像の倍率、色調を変更する機能が備わっています。
明るさと倍率についてはコントローラー右上にある緑ボタンを押すことで、モードが切り替わり、それぞれのモードにした上でコントローラー中央付近の上下ボタンと「標準」ボタンを使って値を変更します。なお、明るさは 10 段階、倍率は 14 段階で変更可能です。
色調はコントローラー上の「標準」ボタンを長押しすると、フルカラー、モノクロ、コントラスト強調、色調変更の 4 種類で切り替わります。通常は標準のフルカラーで使用しますが、色覚異常のある方だと別のモードのほうが見やすいかもしれません。
■ バッテリーの充電
MW10 はバッテリーで駆動する電子デバイスで、バッテリーが切れるとカメラ映像は映らなくなります。こまめなバッテリーの充電が必要です。
バッテリーはコントローラーに内蔵されており、取り外すことはできません。充電するには、製品付属の電源ケーブルを用いて MW10 を充電します。充電時間は約 3 時間、使用時間は約5時間です。
■ 保管や持ち運び
MW10 には専用の収納バッグが付属しているので、使わない時には MW10 を保護する目的で極力収納バッグに入れておきましょう。収納バッグには蓋の上に取っ手がありそのまま持ち運んだり、また、普段使いのリュックやバッグに入れて持ち運びます。